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– 旅LOG – 旅する生活の記録
2016/07/23(土)
二十四節気 大暑 ( たいしょ )
七十二候 第三十四候 桐始結花 ( きり はじめて はなを むすぶ )
大船渡の家で迎えた朝。
まだ外は薄暗い、５時過ぎ頃。
目覚ましを止めて、また少しだけ目を瞑る。
頭の中でやることを確認し、起き上がった。
机に向かって座り、パソコンを開いた。
出発の時間までは作業を続ける。
竹原までの行程を確認することも含めて。
こんな時、あっという間に時間は過ぎる。
着替えてから身支度を整えた。
最後にもう１度、荷物を確認して家を出る。
そして、相方に送ってもらって盛駅へ。
青く、晴れ渡った朝の空が広がっていた。
仙台行きのバスに乗り込み、指定の座席へ。
バスの右側の世界を窓から眺める。
仙台までは、約４時間ほどのバスの旅。
しばらくしたら瞼を瞑り、静かに過ごした。
運転手さんのアナウンスが特徴的だった。
どういう心理からくるのか、勝手に考える。
自分の何を守ろうとしているのだろうか。
地元のバスの運転手さんに重なった。
高速を降りて、渋滞にはまるバス。
ふと、自分が走っている姿が頭に浮かんだ。
このままだと、電車に間に合わないかも。
悩んだ結果、一つ手前のバス停で降りた。
そこから駅に向かって、ひたすら走る。
今日は荷物が小さめでよかった。
駅に向かう陸橋を昇る頃、走るバスを見た。
ほんの数分だけど、早かったみたい。
結果、余裕を持って電車に乗り込めた。
そのまま空港に向かって進んで行く。
でもモニターの確認で駅に停まったままに。
今日はいろいろと試される日なのかも。
空港にたどり着いて、チェックイン。
そのまま手荷物検査を抜けて、搭乗口へ。
昼ごはんをどうするか悩みながら過ごす。
このまま食べずにいることに決めた。
機体到着が遅れたため、４０分遅れになる。
バスが遅れても電車が遅れても同じだった。
如何あっても、この飛行機には乗れていた。
どれを選んでも同じ結果が待っている。
ひさしぶりの空の旅へ。
途中、下に広がる街がよく見えた。
自分たちが普段、暮らしている大きな世界。
ここからはあんなに小さく見える。
広島空港でしばし、パソコンをして過ごす。
乗合タクシーのタイミングが合わなくて。
ひと段落したら空港内を散策してみた。
こぢんまりとしてて、いい大きさだと思う。
時間になり、乗合タクシーで竹原の町へ。
見慣れた景色が窓の外に流れていく。
車の中で本を読みながら、時折それを見る。
帰ってきたんだ、そんな感覚が胸に沸く。
竹原の家に戻るとまず、仏壇の前に座った。
無事に帰ってこれたという報告と挨拶と。
父も母も元気そうで何より。
荷物を部屋に持って上がってひと息ついた。
車に乗って、ヒロハウスに向かう。
珈琲を飲みたかったけど、我慢をしていて。
暑いけどホットを頼んで、ゆっくり過ごす。
マスターもえっちゃんも元気そうで何より。
時間になり、家に戻った。
時間になっても子供たちからの連絡がない。
なので、先に食べることにした。
そこに、海翔からのメッセージが届く。
眠っていた長男に、塾に行った次男。
海翔がひとり、家にやってきた。
父と母と４人で晩ごはんを食べる。
勇翔が来れないのが残念だった。
食後はしばし、ゆっくりと話しをする。
結局、今日もサッカー談義など。
いろいろと話せる時間がありがたい。
話の節々で、子供の成長を感じられる。
夜の町並み保存地区を歩いて駅前に。
ポケモンを探しながら歩いている人たち。
その人たちとすれ違いながら歩いていった。
海翔の携帯を通じて、その世界に触れる。
本日、２度目のヒロハウス。
今度は海翔も一緒にお邪魔する。
カウンターに座って、みんなと話しながら。
またとても、いい時間を過ごせてよかった。
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ヒロハウス
小林豊が旅する生活の中で体験した、スキナコトヲ スキナトキニ スキナトコロデ、という生き方。
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１９７７年、広島生まれ。ファシリテーター。広島県竹原市と岩手県盛岡市の二拠点生活＋旅。スキナコトヲ スキナトキニ スキナトコロデ、とういう生き方。ファシリテーターとして促すのは、目の前の相手の人生。
詳しいプロフィール ⇒ cobaken.net/profile
