2022年のふり返りと、2023年にやりたいこと。| いま、ここにあるもの #134



Ver.1.0.1



– いま、ここにあるもの。ここにある想い。-




昨年も大変お世話になりました。
おかげさまで無事、新年を迎えることができました。
2023年もよろしくお願い致します。

自分の中では割と恒例になってきた昨年のふり返りと、今年やりたいことをいくつか書き記しておきます。



2023/01/01 MORIOKA / IWATE / JAPAN
Photo by Yutaka Kobayashi





– 2022年のふり返り –


2022年をふり返ってみると、

・12年ぶりの空亡。
・別府、三津での 14DAYS×春夏秋冬の完了。
・妻の退職で、盛岡の家の生活を再構築。
・家族3人での、94日間・6,679キロの車旅。
・旅する暮らしが10周年。
・息子が再び保育園へ。
・妻のお菓子の販売開始。
・蝕の季節に、厳しく自分と向かい合う。

そんな1年でした。


そんな日々の中で1番印象に残っていることは、「 どうせわかってもらえない 」という諦念に気が付けたことです。自分で勝手に線引きをして、自分で勝手に諦めていたみたいで。それに気が付いてからは、とても動きやすくなりました。2022年と2023年は流れに任せる年だと定めているのですが、出来事を信頼する上で自分の内側での折り合いがつきやすく、流れに従いやすいです。

何にせよ、自分で自分を諦めるのは嫌です。それなので、自分のことを、目の前の相手のことを、1ミリでも多く理解できるよう、この先も努めていきたいと思っています。となると結局、自分の想いに耳を傾けることであったり、目の前の相手の想いに耳を傾けることであったり、これまで行ってきた延長線上にあるようです。


あと、自分の中で音が消えていた状態が長く続いたのも印象に残っています。これまでの人生の中で僕は、ああしたい、こうしたいと、自分のやりたいことが割と明確に、大小それぞれに持って生きてきまいした。訊かれれば、すぐに回答できるほどに。それなのに昨年では、自分にやりたいことを問いかけても何も返ってこない期間が長らく続いたのです。虚無というか何というか。

それが悪いわけでもなく、気持ち悪いわけでもなく、ただ不思議な感覚でした。とはいっても、やりたくないことはわかるのです。それなので、自分が望まないところに流されることもなくて。年末頃にはそれは終わっていて、段々と自分の中に音が戻ってきた感覚があります。けれども、以前のような明確な強いものではなく、ささやかに穏やかに、自分の行き先を照らしてくれる感じで。




– 2023年にやりたいこと –<

この一年は、「 今日のことを今日終えられる 」、そんな自分でありたいなと、唐突に思いました。例えば、洗濯物をたたみ終える、服や荷物を片付け終える、記録を書き終える、写真を取り込み整理し終える、などなど。その日のことをその日に終わらせて明日を迎える、そんな自分です。冬を迎えた頃から強く意識するようになったのですが、それを今年の抱負として選びました。

満点であることも魅力的ではありますが、出来たこと出来なかったことを真っ直ぐに受け止められる自分でも在れるよう、時間の余裕と心の余裕をつくりながら日々を過ごしていきたいです。そして余白も生み出して。そうやって365歩を積み重ねた先にはまた、どんな世界に出逢えるのか愉しみで。一歩一歩積み重ねることの大切さを、この年になってやっと、ほんの少しだけわかってきました。


それと、5月中頃までを目処に、小さく始めることを重ねていきます。手紙だったりラジオだったり、やりたいと想いつつも実行に移さなかったことがいくつかありますし。ただ、寅卯空亡の2年目であるこの1年も、大きくは流れに身を任せて日々を過ごす予定ではあるので、そこはご縁やタイミングを信頼しながら、いい塩梅で過ごしてみます。

そんな想いがいつまで続くかわかりませんが、やった分だけは前に進み、より自分に戻れるはず。それなのできっと未来の僕は、日々の暮らしをきちんと行える、そんな旅人に近づけているのではないかなと。そんな妄想をしながら、ゆるゆると今年は始まりました。そんな年初めもいいものですね。旅を重ねる中でたくさんの ” ねばならない ” を手放すことができて、とても楽に生きることができています。


ちなみに、小さく始めてみたいことは下記の通りです。

・てがみ
・ラジオ
・大工、木材加工
・塩屋、生活用品店
・ポリタンズ文庫
・ポストカードの作成
・写真の作品販売
・個展
・普段着として着物を着る
・バンライフ
・山歩き、森歩き
・焚き火、キャンプ飯

今はこんなところです。


また何か浮かべばこっそり増やしているかもしれませんが。とにかく、5月の中旬頃までに小さく、自分にとって始まったなと感じれるような動きを、それぞれに起こしてみようと思っています。今年の抱負も含めて日々を積み重ねていった後の、今年の年越し頃にはどんな景色が見えているのか想像もつきませんが、きっと今よりも磨かれた自分自身に出逢えているはず。


それを愉しみにこの1年も過ごしてみます。




おわり




” この「 いま、ここにあるもの 」では、小林豊の独り言をつらつらと書き記しています。この投稿をする1番の理由は自分自身が思い出す為なのですが、それが巡り巡ってたまたま、この独り言を必要としていた人の元に届くのも嬉しいです。そんな小さな奇跡も信頼しつつ、自分の内側にある想いを言葉にしています。”




この投稿を読んだ人は、こちらの投稿も読んでみてください。

旅する暮らしが丸10年を迎えました。| いま、ここにあるもの #133

遅ればせながら、昨年のふり返りと、今年はじめたいことなどを。| いま、ここにあるもの #131




    




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心がおどる、たのしい日々を。




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