共同体として生きること。【旅LOG – 2017.04.28】

FIND THE WORLD JAPAN TOUR 2017
~ スキナコトヲスキナトキニスキナトコロデ ~
23 都道府県、日本縦断の対話の旅。

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– 旅LOG – 旅する暮らしの中での心の記録

大船渡で朝を迎え、大船渡で眠りについた１日。

2017/04/28(金)
二十四節気　穀雨 ( こくう )
七十二候　第十七候霜止出苗 ( しもやんでなえいずる )

目覚め　大船渡の家、相方と二人。
就寝　大船渡の家、相方と二人。

午前　洗い物、お風呂、ゴミ捨て、最初のごはん、洗い物、料理、瞑想、車で一関に移動、昼ごはん。
午後　車で移動、相方を送る、車で移動、店内散歩、パソコン作業、車で移動、読書。
夜　車で移動、店内散歩、車で大船渡に移動、買い物、晩ごはん。

最初のごはん　白ごはん、かぶと人参と油あげの味噌汁、納豆＠大船渡の家
昼ごはん　大ざる＠すず庵
カフェタイム　ドリップコーヒー＠スターバックス一関店
晩ごはん　かつおのたたき、ホワイトベルグ、白ごはん、麻婆春雨、麒麟＠大船渡の家

昨日はほぼ１日眠っていた。あれほど眠れるものなのだ。それほどの疲れがあり、脱力する必要があったのだと思う。起きるとまず、お風呂にお湯を張り、朝からゆっくりと湯船に浸かった。さらにゆるまる感覚。力むこと、ゆるめること。この繰り返しが人間の生。生の中に生き死にがあり、それが巡っている。

今日はゴミの日。風呂上がりにゴミを持って外へ。ちょうど収集車が来たところだった。収集車に直接ゴミを投げ入れる。初めての体験。また世界が広がったように思う。些細な体験。でも初めての体験。知っているのと体験したのでは大きな違いが。体験すること、それが僕らがこの世界で求められていること。

時間になり、荷物を持って外に出た。相方は今日、一関で研修。送り迎えも含めて、一緒に出かける。いい天気。道中の音楽は、槇原敬之に決まった。昨日１日かけてゆるめた自分の中に、色んな自分が登場してくる。悲しみ、苦しみ、後悔、恨みなど、目を逸らしていたものがたくさんある。それを一つずつ。

相方と話しながら、車は進んでいく。自分の中に、ポジティブな感情が見当たらない。どこか欠落した自分がいる。でも冷静に物事を見つめている自分もいる。不思議な感覚。何らかの目的を果たすために感情のスイッチを切ったかのよう。この自分はどこに向かうのか。結果は手放し、今の自分を味わってみよう。

共同体として生きること。そのことをふと考えた。共同体には共通の方向性があり、共通の価値観がある。人と人との間にある、共通の行き先と判断基準。その行き先に向かうために必要な情報が共有され、それぞれの役割を果たしながら進んでいく。対等な関係性で力を合わせながら。そういうものだと思う。

今日、両親とのやり取りの中で色々と考えることがあった。すべては自分に可能性を示すための出来事。今の自分だからできることがある。感情に囚われず、事実に目を向けること。それを邪魔する思い込みを取り除くこと。僕らの周りには、いつも可能性が溢れている。それを活かすのは、他でもない自分自身。

小林豊が旅する暮らしの中で体験している、

スキナコトヲスキナトキニスキナトコロデ、という在り方。

そんな、自分らしく、しあわせに過ごしている日々の心の記録、それが旅LOG 。

この記録が、

未来に生きる人たちが、より自分らしく、しあわせな毎日を過ごすこと、

今を生きる人たちが、自分は自分のままでいいんだ、と自分に伝えること、

過去を生きる人たちが、ごめん、許して、から、ありがとう、に変わっていくこと、

そんなきっかけのひとつになることを信じて。

FIND THE WORLD ８th season
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Chapter.YU-33
岩手県大船渡市 – OFUNATO/IWATE/JAPAN –
2017/04/25〜2017/05/10
Next destination
宮城県仙台市 – SENDAI/MIYAGI/JAPAN –
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まずは ” あるもの ” に目を向けること
そして ” 世界を自分ごと ” に
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