旅LOG【 ささいなきっかけで在ること。】福島県福島市 – 2015.11.28



FIND THE WORLD 5th season
Chapter.YU-40
福島県福島市 – FUKUSHIMA/FUKUSHIMA/JAPAN –
2015/11/28〜2015/11/29


– 旅LOG – 旅人の日常の記録
日本から東南アジアまでを旅しながら生活する 小林 豊 の旅先での暮らしをお届けします。旅先での人や街との出逢い、そしてその町の生活を感じ、そんな旅人の日常の記録です。

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– 自分を知る旅、それはダイアログのある日常 –




起き上がってシャワーを浴びる。時間は朝の5時半前。意外とスッキリ目覚められた。服を脱いでバスルームに入り、シャワーを浴びることで全身から伝わってくる寒さが一瞬にしてなくなり、シャワーの温かい湯が身も心もほぐしてくれた。

今日はまず、朝の 8:30 東京駅八重洲口発のバスに乗って福島県の郡山市へ向かう。練馬を出るのは7時過ぎの電車で、それまでの時間は少しゆっくり目に過ごせるといいなと思い、出発の1時間半前までには起きることに決めていた。


シャワーを浴びたあとは瞑想を。今日はしっかりと呼吸が続いた、そんな感覚があった。瞑想していた中で一番印象に残っているのは「 価値と価値との交換をしてくれなさそうな人に連絡を 」というメッセージ。そうか、と思いつつ、若干のめんどくささ、そして納得を僕は得た。とはいってもきっと、ピン、ときた人に連絡をするのだと思う。

昨日の晩ごはんに食べた鍋の残りと白ごはんを朝ごはんとしていただいた。夜は晩ごはんでダイアログが決まっているから、朝ごはんを食べたらもう、このあとは何も食べずにいることになるはず。最近の食生活はそんな感じ。食事の時間がきたから毎度食べる、という習慣は見事に無くなった。




時間になった。荷物を背負って最寄り駅へと向かう。まだ太陽の光が朝日のままで、後ろから長い影を映し出してくれた。やわらかい陽の光に包まれながら、やや冷える練馬の朝の空気を感じて歩く。どうやら冬がやってきている、11 月の前半を沖縄で過ごしていた僕としては、この 20 日の間で急激に秋を感じ、そして冬の到来を体感した。


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練馬駅で池袋行きの電車に乗り換える。ホームで待っていた快速は、窓が人の熱気でこもるほどたくさんの人が詰め込まれていた。なので僕は次の各停に。とはいっても各停がガラガラという訳ではない。 土曜日の朝から仕事や学校に向かう人はたくさんいるようだ。


池袋からは丸ノ内線で東京へ。八重洲口だからJRの方がいいのかも、なんて思いもしたのだが、今日は早く東京駅に着く方を選んでみた。丸の内側から自由通路を通って八重洲口に出ればいい。そう思いながら東京メトロの自販機で 200 円の切符を買い、自動改札を抜けてホームへと下りる階段を降りていった。




東京駅に着いた。バスの集合時刻まであと 20 分。集合場所から言えば、1度北側に行くことにはなるのだが、地下の自由通路を通って八重洲口に向かった。通路を歩きながら初めてひとりで東京に来た時のことを思い出す。その時、地元の旅行会社に取ってもらっていた宿は八重洲口だった。

東京で就職した友人と晩ごはんを食べ、その辺りをいろいろ歩き、東京駅と銀座が近いことを知った。僕にとって銀座はテレビでしか見たことのないもので、驚きと歓びと、お酒がまわって色んな感情が生まれてきたように今では思う。そして確か、カラオケで朝まで過ごし、仮眠をとって浅草に行った。


そんな、20 代半ば頃の思い出をふり返りながら自由通路を抜け、八重洲口地下街を通って地上に上がった。思ったよりも寒くない。むしろ、首に巻いたマフラーが暑いくらい。持って歩くのはめんどくさいから、首元を少し緩めて涼しい風が入るようにし、そのまま南に向かって歩いていった。

八重洲口鍛冶橋駐車場、八重洲口を出て南に進み、ひとつ交差点を渡ったところにあるバスの駐車場。相変わらずさくら観光の乗り場は面白い。都市間の路線バスとしてではなく観光バスとしての扱いだからか、新宿で数回乗った時もバスに乗る場所まで行くのが面白い、と思った。何より、他の高速バスよりも安い。4列でトイレのない古めのバスなのだが、個人的には別に苦ではない。




バスが八重洲口を出発してしばらくは、iPhone でマンガを読んだり文章を書いたり、あとは文庫本を読んだり外を眺めたりして過ごしていた。この時間、北に向かうバスの右側に座ると、窓から朝の陽射しを浴び続ける。早起きしたのもあるが、その暖かい陽射しがものすごく眠気を誘ってくれた。

ふと自分のいびきで目覚める。これ以前に意識があったのは、9:23 。今が 9:37 ということは、最大 14 分間の独唱を行っていた可能性がある。左斜め前に向けて倒れかかった身体を起こし、何もなかったかのように僕は窓の方を見つめた。隣の席に誰も座ってないのは救いだったと思う。


窓の外を眺めていると、寝ている間にかいた、汗に気づく。ジーンズの後ろポケットからタオル地の黒いハンカチを取り出して汗を拭っていると、最初の休憩場所である、佐野サービスエリア、に到着した。

東京からバスで北に向かう時のお馴染みのサービスエリア。今日も多くの自家用車やバスが並んでいて、たくさんの人が建物の近くで休憩をとっていた。女子トイレは外まで並んでいて、女の人は大変だな、と思いながら、僕はそそくさと男子トイレに向かった。


約 15 分間の休憩再びバスは郡山に向かって走り出した。ここからはひたすら文庫本を読み続ける。今、旅のお供にしている本は、銀河鉄道の夜、と、ボブの家から拝借してきた、三国志。今日は三国志の6巻と7巻をデイパックに入れてバスに乗り込んだ。

次の休憩場所である、阿武隈パーキングエリア、に着く頃には三国志の6巻を読み終えて7巻を読んでいた。長板坂の戦いや赤壁の戦いに向かうまでのそれぞれの言葉がいちいち胸に響く。自分はこんな風に誇りと志を持って生きているのだろうか。そんなことを思っている頃、バスは高速を降りて4号線を北に向かっていた。


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郡山駅東口、初めて降り立った。西口へ渡るため、自由通路を通ってまずは JR 郡山駅へ。7月に来た以来、変わらずの雰囲気。西口を出ると目の前にはタクシー乗り場、右手には広場があって、その向こうにバス乗り場が並んでいる。今日はここから歩いて クリックするとリンクに飛びます co-ba KORIYAMA へ。

以前、郡山に来た時、何度か開成山公園まで歩いたことがある。なので、郡山総合運動公園の手前の交差点あたりなら 30 分もかからずに歩いていけるだろう、という目算。でも今日はバックパックという僕の生活用品を背負って歩くという、来年やリたい、歩き旅、の予行演習も兼ねて歩いてみる。

街を眺めながらさくら通りをひたすら歩いて、そして時おり歩いた道の写真を撮りながら歩く。段々、バックパックのショルダーハーネスが肩に食い込む感覚になってくる。結局、東口から歩き出して、40 分弱経った頃に クリックするとリンクに飛びます co-ba KORIYAMA に到着した。




最初に出逢えたのは まーくん 。今日は蝶ネクタイにピンクのセーターにジャケットを羽織って、笑顔で会場に来られた人たちとお話ししたりお見送りしたりしていた。香奈さん によれば、今日はマスター、とのこと。それで蝶ネクタイ、らしい。ひかるさん にも 三部さん にも再会できて、仙台に向かう途中に顔が出せてよかったと思う。

この日は、クリックするとリンクに飛びますco-ba koriyama 1st anniversary festival ~大文化祭~ で、クリックするとリンクに飛びます co-ba KORIYAMA にゆかりがある人たちがお店を出して、イベントを行っていた。ちょうどそれを Facebook で目にしたことで、もしかしたら行けるのではないか、と思いはじめ、どうにかこうにか交換してもらいながら郡山までやってくることができた。


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いつぶりだろう、ひさしぶりに綿菓子を食べた。その前に、カレーにオレンジジュースも2階のスペースでいただいて。そのあとは赤ワインをいただきつつ、賑わう会場を眺めながらダイアログをした。ひとりの人間の想い、それがこうして集っていく、その感覚がとても心地いい。

会場に来ている人たちの中で親子が多く、こんな場がきちんとあること、それをとてもうれしく思う。そんな場がこうして運営されていることのほんの薄皮一枚くらい、ほんのほんの少しだが、自分も関われている、ということがうれしいし、こんな未来を信頼できる公民館、のような場はこれから先、色んなところに必要なのだと思う。


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予定していた時間になり、また歩いて郡山駅へ。帰り道はゆるやかな下りらしく、行きよりは足早に歩くことができた。歩く背中側で赤くなりはじめた空を時折眺めながら、またさくら通りを歩いて郡山駅へと向かって歩く。時間は 16 時半過ぎ。パーカーにマフラーでは少し肌寒いくらい。やはり北に来たのだ。

やや肌寒い中を歩き続け、30 分弱で郡山駅にたどり着いた。行きよりは楽に歩くことができたが、やはりショルダーハーネスが肩に食い込む感じがして、段々肩が痛くなってくる。できれば1時間とか1時間半は余裕で歩けるようになりたい。歩いて旅をするのであれば、1日3~4時間は最低歩きたい。


余談だが、江戸時代の旅人は1日どれくらい歩いたのか、それを検索してみると、1日あたり八里から十里、つまり 32 ~ 40 km 歩いたと書いてあった。それも草履や草鞋で。歩行速度を時速4kmとすると、単純計算で約8~10 時間も歩くことになる。


郡山駅からJRで福島駅へ向かう。切符を買って自動改札を抜けた。すると「 行くぜ東北 」のポスターが目に留まる。どうやら僕は、こんな人好きらしい。ただ単に、好きな感じ、ということで、この人が誰なのかはよくわからない。相変わらずの情報弱者な毎日だと実感した。

そんなことを思いながらホームに上がるともう電車が来ていて、ボタンを押してドアを開け、中に入る。2人掛けのイスの通路側にバックパックを置いて、僕は窓側に腰掛けた。福島までの時間、パソコンで文章でも書こうか、なんてほんの少しだけ思いはしたが、結局、三国志の続きを読みはじめた。


途中、乗車券の確認があった。普通電車ではあまり馴染みがなく切符を車掌さんに見せる。これは地域それぞれの文化なのだろうか。それとも JR 東日本の文化なのか。またそれを知る日もあるだろうと、この件に関しては検索しない素直な自分がいた。

そうして電車に揺られながら三国志を読んでいると、ふと右の向こうが気になった。車両の大きな窓が、まるで絵のように彩られて、日が沈みかけた風景が見事に移ろいでいく。とてもキレイな景色を眺めながらしばし、僕は止まっていた。そしてまた三国志の方に目を落として、孔明たちのやりとりを興味深く読み続けていた。


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福島駅に到着。今日交換してもらった宿は、福島に来るといつも泊まる宿。慣れたもので、駅からそのまま歩いて、そのまま建物に入る。そしてそのままフロントまであがりチェックイン。今日はインターネット予約特典ということでオロナミンCがもらえた。

今夜は晩ごはんでダイアログ。その時間まで部屋でしばし、のんびりゆったりの時間。でも少しパソコンで作業してみたり。時にベッドに横になっていたり。今回も広めの部屋だったので、何をするにしてもその開放感がありがたい。




時間になり、集合場所の福島駅東口に向かった。さすがにパーカーとマフラーで行くのは諦めて、パーカーのうえにジャンバーを着て、マフラーは部屋でお留守番してもらうことに決めた。まだ、今持っている最上に防寒した状態で外に出るのは早いと思う。これからもっと寒い時期がやってくるのだ。

実際、その決定は間違ってなかったようで、マフラーがない状態が、外を歩いていてちょうどいい状態だった。土曜日で賑わう街を歩きながら僕は福島駅に向かい、そこで合流したあとは、近くの焼き鳥屋に向かった。


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「 何が食べたいですか?」そう訊かれると僕はいつも「 野菜か鶏肉が食べたいです。」と答える。なのでものすごい確率で焼き鳥屋に行くことになるのだが、瓶ビールを飲みながら焼き鳥を食べるのが好きで、焼き鳥屋は大歓迎。今日はまた初めての焼き鳥屋でちょうどお客が引くタイミングで入ることはできたが、他の席は見事に埋まっていた。

ダイアログの中で感じたことは、自分の心次第、それ次第で物事の受けとり方が全然変わるということ。自分ではそう思って毎日を過ごしてきたのだが、ダイアログを重ねた相手がそれを実感しフィードバックしてもらえることはとても大きい。

それと僕は表現者として言葉で表現していく、という自分の想い。セオリーのない文章を書く自分を恥ずかしく思うことも多いが、それは書いた分だけ個性となっていくのだろう。伝えたい、というよりは、表現したい。相変わらずそんな我がままな毎日を過ごしていく、そんなことを思った。


焼き鳥屋のあとは1時間だけカラオケに行って、そしていつもよりもだいぶ早めに解散した。この晩ごはんでダイアログの中で何度感謝の言葉を受けとったのだろう。僕はただダイアログしているだけ、それも自分の人生を生きるために。それがこんなに感謝してもらえるなんてとてもありがたい。

昼の郡山でもそうだし、何かが生まれるほんのささいなきっかけで在れたらいいな、と心から思う。結局、生み出すのは本人であり、他人の僕にできることはただ、きっかけとして関わること。運んできた種をそこに捲くこと。そして芽が出た時に「 芽が出てるよ。」って伝えてあげること。

そんな役割、今自分が仮説立てている自分の役割をひとまず、自分の目の映る人たちに対して行うこと、旅をしながらそれを続けていきたい。そのさきにきっと、もっと具体的な自分の役割に出逢える、そんな風に思う。


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